2011年4月4日月曜日

会津塗・漆器工房「鈴武」鈴木誠一郎氏とのこと

 今日は、漆器工房鈴武の鈴木誠一郎社長のことについて、書いてみたいと思います。この手仕事専科のスタートにあって、大変にお世話になった方であり、以前から、ぜひとも鈴木社長の考え方やお人柄をご紹介したいと思っておりました。

 「下野・会津・津軽 手仕事専科」では、スタートが、下野手仕事会々員の方々を知っていることから、何とか販売できないかという想いからでしたが、会津については、真っ先に漆器工房鈴武さんにお声かけをいたしました。羽鳥湖高原レジーナの森の営業を3年間程していた折に、随分と東京のお客さま方を鈴武様にご案内しておりましたこともあり、米田店長に声かけをして、鈴木誠一郎社長をご紹介いただきました。

 お話をして、会津の産業と郷土の歴史のこと、漆器業界に賭ける想いや塗師としての見識の深さなどを伺いました。また、私の手仕事に対する想いをご理解いただき、一つ返事でお取引をご了解いただきましたこともあり、私も、一度で、鈴木誠一郎氏のその情熱とお人柄に惚れ込んでしまいました。
 私が、「作る人」「購入する人」「販売する人」の三角関係をお話した際に「作る人は、作ることに忙しくて、ネットや流通に関わる時間がもったいない。」「しかし、ネットショップのように手仕事師の想いを理解しないで管理料が目的では、それはダメだ。」とも仰っておられました。私が、「このように手に取らないと売れない商品の販売は難しく、利益が見込めないネット販売は、だれも取り組みません。だからこそ、私が、やるんです。」「これは、私の営業哲学です。必ず、多くのファンの方々をつくり、成功させます。」とお話ししました。

 お付き合いの中で、会津のこと、漆器のことを鈴木社長から、学ぶことを期待しておりましたが、この一年間でお会いしたのは、一度だけで殆どを全国各地のデパートの催事に出張の連続ということでした。
 私のネットからご購入される方々は、ほとんどが、漆器工房鈴武をご存知で、鈴木社長のお人柄から、布着の漆器愛用者でもあります。随分とネットから、ご購入いただく方々も増えてきました。
鈴木社長の考案された布着のすてきな商品をご紹介いたします。
手仕事専科   http://tesigotosenka.com
漆器工房鈴武  http://tesigotosenka.com/suzutake.html
●画像をクリックすると拡大します。
縄文朱一汁三菜    ¥37,500 
径13.3cm×高12.5cm
■商品コード A-01066■ 
 ※5点の器を収納できるタイプ
 
・縄文黑ラーメン鉢(小)
          
¥16,250
 径18cm×高6cm
 ■商品コード A-01067■
  

・縄文朱ラーメン鉢(小)           ¥16,250
 径18cm×高7cm
 ■商品コード A-01078■
・64焼酎カップ 赤       
 ¥8,750 
口径8cm×高9.5cm 
■商品コード A-01085-1■
 黒         

¥8,750 
径8cm×高9.5cm 
■商品コード A-01085-2■
《布着》  補強のため漆で張った麻布は、あえて隠さずに独特の意匠とし、木と布と漆といった自然の素材の良さを楽しんでいただける、鈴木さんの得意とする手業の結晶「紅布着せ」。
 独自で純度の高い生漆(きうるし)を調合し、布で漆をすり込んでは、細かい紙やすりで砥ぎを重ね、毎日気軽に使って、ざぶざぶと洗える堅牢な器に仕上げます。
 使い勝手を考え、艶を抑えた独特の色合いは、下塗りの朱漆の作用で、使い込むうちに赤みを増していきます。手に取ると感じるぬくもりに、天然素材の素晴らしさをあらためて感じることができます。
 
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