手仕事専科のブログ: 4月 2021

2021年4月18日日曜日

幻の網代網手提巻手（２部幅）が届きました。お客様の声.宮本工芸vol005

手仕事専科で人気の工房「宮本工芸」そして、網代編手提巻手（2分幅）ですが、6年待ちだった、手篭が最近出来上がる時期になりました。６年待ちなんて想像もつかないでしょうが、商品が出来上がらないことには仕方ありません。最近届いた方から、お喜びの返信メールが届きました。その声をお届けします。

以前から、三上徳仁さんの商品（作品）は、緻密で他の地域の手篭とは数段に異なると知っていました。山ぶどう皮の厚みと幅を確りと揃えて、編みます。その為に隙間が出来ません。他の地域のものもその風合いは楽しめるかと思いますが、異なります。この度のお客様の「お転婆」と「貴婦人」の表現はそれを言い当てています。ご返信、有難うございました。

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とぴい企画　八田様

お世話になっております。この度は早速にご配送下さりありがとうございました。6年待った山ぶどうかごを目の前にして、その貴婦人のような佇まいにため息が出ました。正直に申し上げますと、既に山ぶどうかごはいくつか購入して愛用していたのですが、送っていただいたものが貴婦人なら私の持っているものはお転婆ものだと思いました。その細かい網目の美しさといい、縁の処理の丁寧さといい、素晴らしくて。私はもう他にかごを買うことはないだろうと思いました。お転婆ものも魅力があるので愛用し続けますが。6年間待たせていただいて良かったです。八田様には大変お手数をおかけしました。大事に使わせていただきます。取り急ぎ御礼申し上げます。

お客様

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網代編手提巻手（2分幅）

美の壺でご紹介された三上徳仁さん。

山から収穫され乾燥した山ぶどう皮
はこのような状態です。

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2021年4月15日木曜日

新緑を迎えて、会津絵ろうそくの季節.会津絵蝋燭山形屋本店Vol001

この処、御注文が続いているのは会津絵蝋燭です。手仕事専科には、会津若松に伝わる伝統工芸品が多いのですが、会津絵蝋燭や漆器はその城下町工芸品の中心となります。冬場には毎年、会津鶴ヶ城の城内で「絵ろうそく祭り」が、開催されるのですが、ここ1年はコロナ禍から、開催されません。私達の生活で蝋燭は仏壇に飾るか、法事やお盆時に供物として、使うことなどでしょう。会津では花のない冬の季節に蝋燭に四季折々の花を描き楽しんだと聞きます。幾つかの四季の花絵蝋燭を会津絵蝋燭山形屋本店から、ご紹介します。