2011年4月14日木曜日

「BUNACO」歴史のご紹介!

 「下野・会津・津軽 手仕事専科」の立ち上げの際には、随分と多くの方々のご協力を得ました。下野も会津もそうですが、津軽についても同様でした。

 弘前市観光協会の立園、白戸さんのお二人から、「弘前工芸協会」理事長の望月好夫さん、事務局長の成田貞治さんをご紹介いただきました。お二人には、星と森のロマントピアそうまの出向の折に随分と懇意にしていただきました。青森県工業試験場では、岡部敏弘さんや漆の大家である佐藤武司先生のお世話にもなりましたが、望月理事長は、現役時は、工業試験場の場長をされていたことを伺いました。私の趣旨をお聞きいただき、弘前工芸協会会員の方々にご紹介いただき、まだ、海の物とも山の物ともわからない「㈱とぴい企画」の起業を応援頂きました。
 
 津軽には、語り始めるとつきない程のすばらしい手仕事があるのですが、今回は、「BUNACO」の歴史・誕生のご紹介です。
 BUNACOは、ブナコ漆器製造株式会社でつくられています。実は、直接会社を訪問する前に東京新宿の展示会で、販売担当の大和田さんにお会いしご紹介を得ておりました。そちらでもデザイン賞を受賞しておりましたが、ここ数年は、毎年のように数々の賞を受賞しております。
 
 「BUNACO」は、1956年に青森県工業試験場場長であった城倉可成氏(故人)と石郷岡啓之介氏(故人)の共同研究により考案された技術です。今、手元に「弘前工芸協会創立40周年記念誌」があり、そのことが述べられています。考案者の一人城倉可成氏は、弘前工芸協会の2代目理事長(1970年~1982年)でもあり、優れた津軽塗の作家でもありました。1959年青森県知事賞(ブナコの考案)、1962年第5回東奥賞受賞(ブナコの研究)、1967年自治大臣賞(ブナコの考案)を受賞されています。

 今回お世話になった第4代望月理事長は、当時の青森工業試験場職員でありブナコ技術の研究発展に直接かかわれた方です。当時若かり創作意欲旺盛な望月氏は、青森に生まれたブナコの育ての親ともいえるのではないでしょうか。現在理事長という地位にあっても、BUNACOの創作に関わっておられます。この後、グッドデザイン賞等を得た作品をご紹介いたしますが、望月氏のデザインされた作品も含まれています。

 手仕事というのは、それに打ち込む職人の方々の熱い想いなくしては、生まれも育ちもないものと思います。世界に通用するデザインと天然の「橅」という樹木を加工生成するエコ的な性質も持ち合わせた技術です。ぜひ、ご愛用いただきたいと思います。
FRYING STOOL BUNACO
2007年グッドデザイン賞受賞
1脚 ¥47,250
swing-スウィング-
2009年グッドデザイン賞受賞
¥8,400
BL-B493 BracketLight
2005 年あおもり産業デザイン賞大賞受賞
デザイン:望月好夫
¥42,000
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