2011年1月3日月曜日

会津本郷焼/閑山窯の紹介

 今日は、会津本郷焼「閑山窯」から私の好きな作品をご紹介いたします。
会津本郷焼は、かなり前から知っておりましたが、それは那須ビューホテルで骨董展を企画したおりでした。会津本郷焼骨董の飴色花器が、印象的でした。
 今回、会津の手仕事を取扱う際に「会津本郷焼」は、欠かせないものと思っておりました。幸いにも会津本郷焼資料館の隣には「窯の美里いわたて」があり、そちらに出ている窯元の作品から選ばせていただきました。14もの窯から選ぶには、私の好みになってしまうのはいたしかたないのですが、その中から「閑山窯」「鳳山窯」「樹ノ音工房」を選びました。
 
 「閑山窯」は、手代木仁、崇さん親子でなされておいででした。妹の和子さんが、販売を担当され、とても聡明で素敵な方でした。写真撮りの際に会津本郷焼のことをいろいろと教えていただきました。「ネットでの商品販売は、難しいですよ。」と仰られて、当初崇さんが、いろいろと写真の演出を考えられ、ずいぶんと努力されたといいますが、なかなか軌道には乗らなかったといいます。  
 ネットショッピングは、作品の良し悪しの上に更に「SEO対策」が、重要です。現在、「下野・会津・津軽 手仕事専科」は、グーグル、ヤフーの「手仕事」検索で3番目となり、ずいぶんとご注文が増えてまいりました。私の好きな会津本郷焼、そして「閑山窯」をぜひご紹介したいと思います。

 手代木仁さんの作品は、感性あふれる美しい形で見ていて飽きない陶器です。嘗ての職人の時代には、当たり前かもしれませんが、現代でこれだけ端正な美しい形の作品を作られる方は、少ないように思います。初代閑山(手代木幸右衛門)は、会津本郷焼の四天王のひとりといわれた方で、DNAといわざるを得ないのでしょうか。感性の赴くままに作られて同じものは作らない。同じものは、つまらないといいます。「創造」とは、そういうものなのでしょう。
■画像をクリックすると拡大します。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
閑山窯    http://tesigotosenka.com/kanzan.html
鳳山窯    http://tesigotosenka.com/houzangama.html
樹ノ音工房  http://tesigotosenka.com/kinootokoubou.html 
水滴 炭化焼 1個 ¥21,000
 径6cm×高4cm
 ■商品コードA-05007■

■ぐい呑み(3種)/青磁ぐい呑(左) ¥2,100
 径8.5cm×高5.7cm
 ■商品コード A-05002■
 青磁捻り(中)  ¥2,100
 径5cm×高4.5cm
 ■ 商品コード A-05001

 黒ぐい呑(右)  ¥2,100
 径7cm×高5cm

 
■商品コード A-05003■

湯冷まし炭化 ¥6,400
 径12cm×高6cm
 ■商品コード A-05010■
煎茶碗炭化  ¥5,400
 径7cm×高5cm
 ■商品コード A-05008■
急須炭化   ¥16,200
 胴径10.5cm×高8.5cm
 ■商品コード A-05009■

■コーヒーカップ・皿  ¥3,780
 カップ径9.5cm×高6cm
 皿径14cm×高2.5cm
 ■商品コード A-05012■

■デミタスカップ・皿 ¥2,700
 カップ径80mm×高50mm
 皿径120mm×高25mm
 ■商品コード A-05013■
 

ミルク入 紫   ¥1,300
 口径5cm×高4cm
 ■商品コード A-05043■
 

■洋皿輪花 白  ¥7,500
 径25cm×高2.5cm
 ■商品コード A-05045■

  これら二つのの水滴は、陶胎漆器作品です。会津本郷焼の陶器に漆を塗り更に蒔絵を施したものです。陶器に漆を塗られる作品は、いろいろの産地で拝見するのですが、これらもその一つといえるでしょうか。
  最終的には、形を手代木さんの感性でつくり、漆器を会津の伝統的な技法で作られた作品という事になります。とても良くできていました。

■陶胎漆器水滴蒔絵桜 在庫なし
 径6cm×高6cm
 ■商品コード A-05037■
  
■陶胎漆器水滴 朱  ¥32,000
 径6.5cm×高2.5cm
 ■商品コード A-05040■
 
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