2010年10月7日木曜日

「、点展」を訪ねて/福田順忠

 新幹線の那須塩原駅西口を出て東那須野中学校から、更に高林に向かう途中に福田順忠さんの工房がある。「、点展」の8会場の一つとして、参加している。取材として福田宅を数回訪問しているが、お互いに忙しく時間が取れずになかなか上手くいきませんでした。
 作家の方々は忙しく、10日間の展示は、拘束されてしまうためご苦労だったと思う。彫刻を専らとしているが、それぞれに形に特色がある。初めて訪問した際に2008年11月に造られた記念カタログを頂戴した。「STONE WORKS」の中でコメントがある。

 ・・・・彫刻するという事の摩訶不思議さに、どうも取り付かれているようです。私にとって、彫刻するという言葉は立体とか造形とかの言葉に置き換えることの出来ない、古くて難解な命題、呪文のような響きに聞こえます。
 彫刻するという事を、時には頭の片隅すらそのかけらの一片も見出さずに徒食を重ね、ときには頭全体に暗雲がたちこめたように目いっぱいになったり、年甲斐もなく先の見えない片思いのように後先も見ずに駆けだしたり・・・・どう自分を御して良いか正直言ってわからないのです。
 どんな結末をどんな果実を見出そうとしているのか?石という素材を捏ねくりまわす事で見出す事が出来ないものかと、幻想と夢想との狭間に夢想になれない自分を見ています。
                                    2008年11月 福田順忠

 コメントは、ちょっと難解で、よく分からないけれども、彼の作品を見ると一途な石に対する執念のようなものを感じる。抽象的な形が、一般の方々に理解されるかどうかは分からないけれども、自分には、今日拝見した作品は、より自然の空間に置かれたら、作品からのパワーがさらに溢れてくるように感じている。手仕事専科の課題である、現代アートと生活の融合について、お話を伺ったが、『日本人の感性は、十分アートを理解することができると信じている』と仰られて、チャレンジしがいがありそうに思いました。
 なお、10月10日には、窯を焚く予定で、9日の昼頃には、窯入れとなるようです。タイミング良く訪問できるとよいのですが。
 写真から、工房と作品をご覧ください。
 
 ■自宅アトリエ/〒329-3124 栃木県那須塩原市波立30
          TEL.0287-65-0879

●画像がクリックで拡大します。






































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