2014年10月17日金曜日

日光下駄山本政史工房に遊ぶ

昨日は、日光市内の五十嵐漆器㈱さんのあとで、日光木彫りの里工芸センターに日光下駄山本政史さんを訪ねました。
いついっても黙々と下駄作りに励んでおられます。
できあがっている下駄の写真と工房の風景を写真に撮って参りました。
手仕事は、割に合わない職かもしれません。
特に日光下駄のように一足一足ずつつくるものは、一日に作られる量が、限られています。
かつては、手仕事は、分業制でした。そして、問屋が、統括をしていました。
女性が、竹皮から草履を編み、男性が、それを桐下駄に取り付ける仕事になっていたといいます。
分業制です。
今は、1~10まで、ひとりでつくることになります。
ちょうど、伺った時には、竹皮を編みあげる幅に裂いていました。
下働き(作業)です。
当然、割に合わない仕事と言えるでしょうか。
1日、何足編みあげられて、作ることが出来るのか、計算をすれば、すぐに分かります。
しかし、これからの時代、手仕事を継承するには、どうしたらよいのかを考えたいと思います。
伝統的技能、素材を使い本質は変わらないものをつくることです。
外れると邪道ということになります。
かつては、問屋制度がありましたが、それに代わるのが、わたしの仕事です。
プロデュースが、求められます。
一般的なきれいな鼻緒です。
竹皮の草履は、緻密な生成りのいろですが、
お洒落は、鼻緒になります。
右近型の下駄です。
すこし小ぶりの後丸型の下駄です。
若い女性に似合う形です。
これも人気の鼻緒です。
真竹(まだけ)の竹皮を1枚1枚幅を揃える作業です。
この竹皮は、大分県からです。
真竹は、日本全国に分布していましたが、外来種の「孟宗竹」に
負けてしまい、徐々に少なくなっています。
ここ、大田原も竹芸の町ではありますが、
下駄の竹皮は、九州のものです。
編みかけの草履です。竹皮をつくってこれから、
また、編みあげます。
すべてが、手が覚えています。
そして、その感覚で編みあげることになります。
やってみなければ、分からないと聞きます。
当然でしょうか。
手仕事は、理屈ではなく、
体で、手先で覚えるものです。
 下野・会津・津軽のブログ」はショッピング>日本の民芸/「下野・会津・津軽 手仕事専科」のブログです。株式会社とぴい企画  080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp
下野・会津・津軽の四季風景 ■下野・会津・津軽の歴史街道 ■和美との生活・和美空間 伝統的食品のブログ