2011年2月10日木曜日

「鞄工房510」の後藤敏雄さんを訪ねて

 「鞄工房510」の後藤敏雄さんは、山形県高畠町のご出身だそうです。鞄工房510は、1982年に現在の地に設立されたといます。すでに長年那須町に居住し、すっかり那須高原の生活に慣れてしまったようですが、やはり、アートともいえる鞄制作には、想いを深くされて、すばらしい作品を創られておられました。
 もともと建築・家具デザインのご出身だそうですが、家具デザイナーとして鞄デザインの見本作りから、「酒袋」を使った「鞄制作」が、後藤さんの意匠ともいえる作品となり、鞄デザイナーへの道に入ったといます。酒袋をつかったのは、高畠町の銘酒「辦天」の後藤酒造店が、ご実家だったことが、理由になるのでしょうか。
 
 酒袋は、発酵の終了したもろみを入れてしぼる袋です。材質は木綿ですので、強度を増すために、小柿を潰した柿渋の液に入れた為に赤茶色になっています。現在この袋を使用することはなく、大変希少価値があると仰っていました。昔、使用された「酒袋」ですが、柿渋に何度も漬け込んだ偶然の色むらと色合い、この酒袋・(原始布織のしな布)をモチーフにイタリアの上質革と日本の古布が融合した自由なフォルム、フレキシブルな感性のオリジナルバッグといえます。

 今回の「下野・会津・津軽 手仕事専科」のブログへのご紹介ですが、この後は、当サイトで鞄工房510の作品を取扱う事になりました。すでに「O・B・M Handcraft」のカテゴリーに該当すると考えています。酒袋やしな布を使用していることもそうですが、「手仕事専科」の津軽裂織りや藍染大麻布ひろろ編あけび蔓竹細工など、いかようにでもコラボが出来そうです。
 商品は、素材、デザイン(形と色)、機能性などが、重要です。これからの大きな課題でしょうか。楽しみです。

鞄工房510  後藤敏雄
〒329-3211 栃木県那須郡那須町大字豊原甲921-5
Tel.0287-72-5876 
e-mail kaban510@cure.ocn.ne.jp
http://www9.ocn.ne.jp/~kaban510/
●画像をクリックすると拡大します。
東北本線のとおる黒田原駅から車で5分ほどの
閑静な雑木林の中に「鞄工房510」が工房がありました。
ギャラリーのなかで、写真に納まっていただきました。
前回伺った時よりもたくさんの作品が、展示されていました。

左は、酒瓶・ワイン瓶などのバッグです。

紬と革のバッグ、手前は、帯地のバッグです。
形見などの布から、つくることもお洒落です。
酒袋のバッグ 


左が、麻のバッグ
右二つが「原始布織しな布」のバッグ


これらの商品は、「下野・会津・津軽 手仕事専科」で取扱ております。ご要望の際は、お問合わせください。
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