最近人気があるのが、「下野・会津・津軽 手仕事専科」の野州大麻の祓具です。一般的に日本古来の神道では、結婚式や新年のお札のお祓いに見かけるもつのですが、最近は紙垂の物がほとんどで、大麻を使っているのを見かけなくなりました。
※参考
●修祓(しゅばつ)=お祓いする時の道具の事を祓具という。 大きく分けて、大麻(おおぬさ)と塩湯(えんとう):また、それに似たものとして清め塩(きよめじお)がある。 大麻は祓え串(はらえぐし)と榊などの常緑樹の枝を用いる大麻とがある。どちらも大麻と総称する。
単に垂とも表記し、四手とも書く。「しで」という言葉は動詞「垂づ(しづ)」の連用形で、「しだれる」と同根である。古くは木綿(ゆう)を用いていたが、現在では紙(通常は奉書紙・美濃紙・半紙)を用いるのが一般的である。断ち方・折り方はいくつかの流派・形式がある。右図に示す吉田流・白川流・伊勢流が代表的な流派である。図に示した四垂が一般的であるが、ほかに二垂・八垂などの場合もある。
玉串・祓串・御幣につけた場合は祓具としての意味だが、注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印となる。また、相撲の横綱は、土俵入りの際に紙垂を垂らした綱をつける。
●大麻、大幣(おおぬさ)は、神道の祭祀において祓に使う道具の一つで、榊の枝または白木の棒の先に紙垂(しで)または麻苧をつけたものである。白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。
「大麻」(おおぬさ)という言葉は、本来は「ぬさ」の美称である。「ぬさ」とは神への供え物や、罪を祓うために使用する物のことであり、主として麻や木綿(ゆう)、後には布帛や紙が使われていた。そこから、神事に使う布帛や紙のことを大麻と呼ぶようになった。上述の祓具としての意味のほか、伊勢神宮から頒布される神札のことも大麻(神宮大麻。この場合は「たいま」とも読む)という。
大麻は、祓う対象となる人や物に向かって左・右・左と振って使用し、これによって大麻に穢が移ると考えられている。かつては、人に対しては祓を受ける人が大麻を手で引いて穢を移していたが、後に人に対しても大麻を振るようになった。 大麻で祓った後に、小さな榊で塩湯を撒く(振りをする)場合もある。 大麻自体を塩湯が煮え立った釜に入れて振り、無病息災を祈る祭事もある事から、本来は実際に体を洗うブラシのような使い方をしていたと考えられる。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
野州麻紙工房 http://tesigotosenka.com/yasyuumasi.html
野州大麻 http://tesigotosenka.com/oonusa.html
大麻博物館 http://tesigotosenka.com/taimahakubutukann.html
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※簡単に写真等でご紹介いたします。
伊佐須美神社(会津美里町) |
津軽富士「岩木山」の岩木山神社 |
下野の国
那須國造碑(なすのくにのみやつこのひ)が、安置されている。
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大麻が使われている。 緒鈴 |