2022年2月4日金曜日

人気の獅鹿踊り立姿.小田島民芸所.Vol001

手仕事専科には、岩手県花巻市に小田島民芸所があります。南部藩の郷土玩具を製作しているのですが、民話にでてくる”忍び駒””獅鹿踊り””南部金のべこっこ”といった、仄々とした玩具です。最近、獅鹿踊り立姿の御注文が続きました。聞くところによると、無印良品の6階のフロアで「無印良品-2022福缶」の販売の事を伺いました。正月の縁起物をご紹介しているようです。また、ふるさと納税でもご紹介しているということで、随分と遠くからもご注文があると仰っていました。

獅鹿踊りのYouTube「春日流鹿おどり」です。地域の平安と悪霊の退散を祈願する舞、といわれる鹿踊。貴重な民俗芸能として、岩手県の無形民俗文化財に指定されています。様式は「幕踊り」と「太鼓踊り」に大別されますが、花巻の鹿踊の多くは「太鼓踊り系」です。腹に太鼓を下げ、それぞれの踊り手が歌をうたい、太鼓を打ち鳴らしながら踊るのが特徴です。装束は、馬の黒い長毛をカシラのザイ(髪)とし、本物の鹿の角を立てます。背には腰差しのササラと呼ばれる竹を一対つけ、それが頭上高くかかげられているのが印象的です。ササラを振り、太鼓を打ち鳴らしながら、時にダイナミックに、時に繊細に舞う鹿踊。9月中旬に行われる「花巻まつり」では、県内の約30団体が一堂に会し、それぞれに伝わる鹿踊を披露します。-花巻の旅-一般財団法人花巻観光協議会-

鹿踊り立姿
春日流鹿踊り
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