2020年4月14日火曜日

ネットショッピングとは

手仕事専科は、(株)とぴい企画の運営する伝統工芸品・民芸品・食品の通販サイトです。
2010年4月22日にhpにアップし今年で10周年を迎えます。
このネット業界で10年というとそれなりの実績になるでしょうか。
記念すべき時なのですが、昨年から大きな潮目を迎えています。
もともと赤字にならない構造のサイトです。
販売額が減少しても、固定費が少ないので、マイナスになることはありません。
下野・会津・津軽 手仕事専科
その潮目とは、
1.ヤフーサーバーの撤退。
  ソフトバンク傘下のYahoo!JapanのYahooジオシティーズは、2019.3.31に解散されました。
  検索エンジン上でトップページにあった当サイトは、ゴミ屑になりました。
2.日本では、アマゾン、楽天、ヤフーショッピングが、筆頭に来ます。
  いずれも話題の商品を安価にそろえ、送料も安価です。
  価格競争の激化が、時代の流れです。
  小売りは、通販の時代です。
3.海外向け英語版-手仕事専科の導入  
英語版-手仕事専科
手仕事専科のブログ
The speciaized in handwork 
  
楽天の三木谷社長が、3,980円以上の商品の送料無料をアマゾンとの競争で打ち出しています。送料を負担するのは、製造元です。
その価格の商品で通常の送料を見ると利益は、皆無となります。
公正取引委員会では、問題視していますが、この戦略が出来なければ、楽天はアマゾンに太刀打ち出来ないでしょう。
しかし、製造メーカーは、特に中小は、価格を落とし送料で利益を削り、競争に参加しますが、自分の首を自ら絞めることになります。
淘汰されてゆきます。

かつて、大手ゼネコンの下で働く下請け企業に関わったことがありますが、5年10年という歳月で確実にやせ細り、破産してゆきました。大手ゼネコンは、国の認める許認可の権限を持ち、利益のみをピンハネします。御上の規制を遵守することがポリシーです。
通販でも同じ構図を見ることができます。

世界は、グローバリズムの行き着くところまで来つつあります。
その世界の果てに幸せはありますか。
巨大な金融資本の姿とやせ細った貧しい人々だけがいる世界です。
ともに死に絶える草木一本のこらない世界です。
嘗ての江戸時代のように天皇も幕府も庶民も農民の自分の本分を活きられたような争いの少ない緑豊かな世界が、幸せな世界に思えます。
帝国主義時代から数世紀を置いてその延長にグローバリズムの世界が現れています。
武力で世界を統治した宗主国が金融資本に変わっただけに思われます。

日本に残る京都の老舗の生き残り戦略は、価格競争が最初には来ません。
原価と利益を維持しさらに工夫をしたうえで、骨身をいとわずに如何に良い商品を作り続けるかが戦略です。
顧客を大切にしその商品で喜んでもらうことが、商哲学(ポリシー)であり、感謝の気持ちからこだわりの商品を作り続けることです。
その変わらない拘りの商品の価値がブランドとなります。
ブランドは、その商品に似合う価値となります。

私の商品価格は、製造元の定価です。
オープン価格と言ってくれますが、その価格を上回ることはありません。しかし、価格競争に落ちて、割引で販売することはありません。
製造元をいじめることも一人弊社だけが儲かることはありません。
わが社のこだわりの商哲学は、製造元とお客様と私どもとがWin-winの共存関係にあることです。

私は、この通販・手仕事専科のポリシー「和美との生活」と同時にREOHAS(りおはす)リオハスの言葉をつくりました。それは、Regional economy of health and sustainability(健康で地球の持続可能を志向する地域経済)の略です。
Reohas(リオハス)は、地球環境と生活の行き方を目的に仕事に関わります。
私どもの提唱する「和美との生活」とおなじ土壌に培われます。
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株式会社とぴい企画  080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp
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