2014年11月20日木曜日

益子焼の作陶家 神谷正一氏(故人)のこと

手仕事専科では、沢山の作陶家をご紹介していますが、人気の作陶家は、神谷正一氏(故人:2014.5月没)でした。
そして、当時しのはらの里子さんは、いまどき、作品の価格が値上がりしているのは、神谷さんの作品ぐらいだと仰っていました。
益子焼を手仕事専科に選ぶのに「しのはら」の棚から、自分好みの物を随意に選びましたが、その中で、一番多かったのが、神谷正一氏の作品でした。
その時まで、神谷正一氏を知らずにおりましたので、わたしの選択眼に適ったのでしょう。
わたしが、男性だからでしょうか。
それでも神谷さんを御贔屓にする多くは、女性の方々でした。
その後に思ったのは、男性の目と女性の目(特に主婦として)の目がことなることでした。
炊事をしない男性は、器の機能性のことをあまり気にしません。
女性は、器の重たさやお料理の盛りつけ具合などを気に掛けます。
コーヒー碗もそうです。
器の大きさ(容量)、唇に当たる感触、かき混ぜた時のスプーンのあたる音等に拘ります。
コーヒー碗はとも角として、炊事をしない男性は、見た目だけで判断しているのかもしれません。
その意味では、神谷氏の作品は、置いて見る陶器かもしれません。
好きな器でしたので、その後、自家用にずいぶんと購入しましたが、生活雑記としては、重たいかなと感じました。
また、意匠が、美しく温かくすばらしいのですが、日常使うには、もったいなさすぎるのです。
女房の云うのには、良い物は、記念日に時たま使うもので、日常の物は、ほどほどの物がいいといいます。100円ショップとは、思いませんが、手づくりの気に入った意匠の”ほどほど”の物です。
しかし、その神谷氏もご病気をなされて、一時回復して、作陶を始めたと聞いておりました。
喜んでいた矢先でしたが、今年の5月に亡くなられました。
しのはらの里子さんが、懇意にされておられましたので、ずいぶんとお力落としになられたものと存じます。
神谷正一氏の作品をずいぶんとお持ちですので、これからもご紹介できるかと思います。

皿流入中柿 
径230mm×高45mm
・長角鉢(小)梅文  
横125mm×巾95mm
・コーヒー碗・皿丸紋流            
 カップ径78mm×高75mm
 皿径150mm×高30mm
ジョッキゴス 径100mm×高130mm
・ジョッキ流文 径100mm×高120mm
・花瓶四角梅文 □径160mm×高200mm
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