2011年9月9日金曜日

注文制作の奨め「日下田藍染工房」

 「下野・会津・津軽 手仕事専科」には、いろいろなデザイン(図柄)があるのですが、私の好きな図柄の一つに伊勢型紙で染上げた「藍染」があります。型紙を作る技術は、信じられないほどに精巧でその図柄(構図)の美しさには、脱帽してしまいますが、それが職人による作業というのが、手仕事のすばらしさと言えます。広重や北斎の浮世絵を思い出させます。

 「宮染」や「日下田藍染工房」では、古くからの伊勢型紙を使っているのですが、特に後者では、反物の図柄として、沢山の作品にみることが出来ます。私が多くの方々に知っていただきたい、利用していただきたい気持ちは、これらの商品が好きだからです。そして、’注文制作’で、それらの物を復元できる、自分だけの物として反物を創ることが出来るからです。
 日下田藍染工房の商品群には、「浴衣」「手ぬぐい」が、数点紹介されていますが、卓布や切売りの図柄を反物に染めております。けっして、お安いとは言えませんが、また、制作内容を分かると高いとはいえない価格です。いくつかの図柄と浴衣地をご紹介いたします。
 二度の大震災でも壊れることのなかった72個の藍甕。
奥の釜須には、藍玉が、入っている。
 煙っているのは、もみ殻を炊いているからで、11月~4月
の頃は、寒いため藍が働かなくなるために、温める必要が
あります。
■藍の葉を収穫して乾燥させた後、蔵の中で寝かせ、
これに水を打って良く湿らせながら上下に撹拌し、
約75-90日間発酵させたものを再び乾燥させると、
無色の物質であるインジカンが酸化されて青色の
インジコへと変化して、その色が濃くなることで
黒色の土塊状の物質が出来る。これを(すくも)と呼ぶ。
蒅の状態でも染料としては十分使用可能であったが、
運搬に不向きであったために後にこれを臼で突き固めて
乾燥させて扁円形の小さな塊にすることによって
運搬を容易にしたこれが藍玉である。
江戸時代からの紺屋である日下田藍染工房には、
古くからの「伊勢型紙」が、
ギャラリーに展示されている。
同じように、池袋の全国伝統的工芸品センターにも
「伊勢型紙」が展示されていました。
そめた反物を天日で干している光景です。
日下田藍染工房では、天日乾燥が原則といいます。
ですので、注文制作でも出来上がりの日程が、どうしても
天候に影響されてしまいます。梅雨時の工程は、どうしても
長引いてしまいます。
手拭布に型づけをし、呉汁を引く作業ですが、ひとつひとつの
手作業となります。
呉汁とは豆乳の事です。大豆をすり潰して水を加え布で
こしたもの。
 付きを良くする下仕事の「地入れ」に使われてきました。
ただチョークマークという「折れ」が出易いので使われる事が
減りました。
呉汁で描いた所に上染めすると染料が収束して濃くなる現象
利用したのが、呉汁描きです。
切売りの反物が、並んでいます。
1m単位ですが、布地の厚さにより、用途が異なります。
反物、巾着・袋、卓布、浴衣地、手ぬぐい地など。
浴衣生地「絞変り雁木埜目 一反 ¥94,500 
 サイズ 長12m×巾38cm
 ■商品コード S-12030■
 
手ぬぐい「錨」   ¥3,000
 サイズ 横100cm×巾34.5cm
 ■商品コード S-12034■
卓布(特大)波① ¥8,000
 サイズ 横92cm×巾39cm
 ■商品コード S-12015■
 
ランナー瓜(1.2m) ¥14,700
 サイズ 横120cm×巾38cm
 ■商品コード S-12020■
卓布(中)矢羽藤    ¥2,900
 サイズ 横41cm×巾25cm
 ■商品コード S-12001■
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