手仕事専科には、新波の提灯として有名な田中提灯店があります。
栃木県内には、屋台がくりだす祭りが多い。屋台祭りの華は、夕暮れとともに行われる神社境内への繰り込みである。この祭りの華を演出するのが、提灯であり、満艦飾に提灯をともした屋台は、幻想的である。提灯の製作は、大きく分けると二つの工程からなる。一つは、竹籤を糸で括って形を作り、その上に和紙を貼って原型を作る作業、もう一つは、原型に家紋や文字を描く作業である。前者の作業をするのを張り子、後者を提灯屋といい、提灯屋は張り子が作成した原型を問屋を通じて購入する。田中家の提灯作りは、江戸時代に始まり、地元の延照院潮音寺住職より技術を伝授されたといい、現在の当主の田中梅雄さんは、4代目になります。田中家でつくる提灯は、すべて客からの注文生産であるが、主に祭礼、盆、贈答用のものである。祭礼用のものは、昔からある絵柄などを入れる。盆提灯は迎え盆に使用する家紋入りの弓張り提灯であり、贈答用のものは誕生祝い、開店祝、新築祝などに用いるものである。(隋想舎「下野の手仕事」より)
・家紋入り弓張提灯「9寸」 サイズ Φ24cm×35cm ■商品コード S-10001■ |
・九丸(九子弓張) サイズ Φ24cm×35cm ■商品コード S-10010■ 特注の意匠でもお作り致します。 |
・九丸「龍」(九子弓張) サイズ Φ24cm×35cm ■商品コードS-10010■ |
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