コロナ禍から、友人知人のいろいろな声が聞こえて来ます。私の年金受給者世代や公務員等は、直接の影響はありません。それでも、外出が儘ならない、外食や趣味の集まりが出来ない等の諦めの溜息が聞こえてきます。高齢者は基礎疾患のひとつやふたつは誰しもが持っています。心筋梗塞や癌疾患、糖尿病です。該当する者は息を潜めひとに会うことなく家に籠っています。
中小企業やショップ、飲食業生業の人達は、生き死にの思いだろうと思います。居酒屋を経営する友は昨年の11月に廃業しました。若い人達でも、正規雇用の者はテレワーク、リモートワークで仕事の対応が変り影響はあっても収入が大きく影響を受けることは無いと聞きますが、簡易なフリーター的な職業の人達は、直接に影響を受けています。私達には未知の大変な時代になりました。
飲食業が、8時以降の営業自粛から、「家呑み」になり、スーパーなどの食材のお店は、未曽有の好景気と聞きます。私の通販でも味噌、醤油等は、随分と御注文が増えています。那須高原に行ったときに買っていたお土産の食品(那須味噌、お米)ですが、行けなくなったのでと言います。私の通販「手仕事専科」には幾つからの小砂焼、会津本郷焼、津軽金山焼等の陶器がありますが、「家呑に」には、お酒と肴、そして肴の器が付き物です。そのようなことで、御注文があり、頁のメンテナンスをしていました。酒の肴の器には、焼き締めの津軽金山焼が、似合います。先日、和風のファミリーレストランでランチをしましたが、今は和物の器が使われているのですね。センスが磨かれているのが分かります。ファミリーレストランでは、女性向けに明るくお洒落な物が主流です。しかし、家呑みでは、どうでしょうか。煮物、焼き物、刺身、小付け用の漬物など、派手なお料理では無いように思います。そこでは、お料理に勝る器は似合いません。少し抑え気味で風合いがあってお料理をカバーできる器が求められます。それが、「炎の芸術」と言われる焼き締めの器です。派手な磁器の京焼や有田、伊万里などは、割烹と言われる和食の板前のお料理が似合います。洋食では磁器の平皿が似合います。益子焼がそうですが、陶器のいろいろな釉薬の器は楽しいですね。それよりももっと田舎の風合いを感じさせるのが、「焼き締め」になるかと思っています。津軽金山焼の器は「家呑み」には、似合いです。幾つかの器を選びましたので、ご覧ください。
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