2018年6月15日金曜日

山ぶどう皮手篭の修理(before・after)--宮本工芸

津軽のあけび蔓細工の工房、(有)宮本工芸では、あけび蔓、山ぶどう皮手篭の修理を受付けています。
ネット通販等で購入されても数年~5年も経つと持ち手が痛んだり、蔓が折れたり、仕舞い込んで虫に喰われたりすることが、あります。
どちらも使い方次第なのですが、これらの自然の素材で作る篭は、修理をしながら長年使い続けることが出来ます。
山ぶどう皮手篭は、孫子の代まで使い続けられると言います。
御祖母ちゃんの形見を娘が次いで、そして、孫娘が使うからです。
形見は、大切に仕舞っておいてではなく、普段使っていたものが形見になるのです。
季節を迎え、その手篭を見ると祖母を母を思い出すから、形見です。

今回、2点の修理を承りました。
ふたつともタンスに仕舞っていて、虫食いにあったものです。
1カ月弱で見事きれいに修理されました。
お気に召して頂き、安堵しております。
手仕事専科   http://tesigotosenka.com
(有)宮本工芸 http://tesigotosenka.com/akebituru.html

before after でご紹介いたします。
[before]
箪笥の中に大切に仕舞っていたと言いますが、
箪笥の中は、空気の流れがなく、湿気が生まれます。
虫の繁殖しやすい環境です。
小さな虫なので、分かりません。
虫食いかどうかは、白い粉が落ちていると
虫に喰われている最中です。
山ぶどう皮手篭は、高額になります。
このように無惨に喰われてしまうとため息がでますね。
底だけが喰われていました。
何本かの皮が喰い千切れています。
[after]
何本かのあけび蔓を差し替えました。
きれいに丈夫になりました。
殆ど分からないほどにきれいになりました。
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■蔓細工の特長
・堅牢無比、耐久性に富み,年を経るに従って光沢を楽しむことができます。親子数代にわたって 使用されているのも珍しくありません。

蔓細工の上手な使い方
・かるいほこりは編目にそって乾いたたわしで撫でてください。
・汚れがひどくなった場合は水洗いしても大丈夫です。ただし,洗剤を使わずしっかりと陰 干しをして下さい。
お手入れの方法
・本製品の一番のお手入れ方法は、しまいこむのではなく使い込むことです。特に梅雨時な ど湿気が高くなる時期は,カビなどの発生は自然と多くなるので、しまいこむのは避けて くださるように お願い申し上げます。
修理のお問合せ
・大切にしたい、愛着ある篭でも、長年使い込むうちに取っ手などに修理が必要となります。修理をすれば、まだまだ長く使うことが出来るのが、蔓細工です。
 「修理が」と思われたら、手仕事専科までお気軽にご相談ください。

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