2018年1月8日月曜日

手仕事の継承-会津塗

手仕事専科は、今年の4月で、第9期のスタートとなります。
手仕事の継承を目的に手仕事の紹介と商品の販売を行ってまいりました。
私の経験が、大きな助け・力になりました。
ホテルの企画担当でしたが、下野手仕事会の方々とのお付き合いができ、恩師ともいえる尾島利雄先生の薫陶を受けました。
また、子どもの頃から、祖父の見よう見まねで、「ものを作ること」に親しんでいました。
そして、美しいものを愛する嗜好・DNAです。
自分の思考の中に富山人のものの考え方や対応の仕方を感じています。
代々続く祖父や祖母の生き方から培われました。
それらが、ホテルマンの30年の経験を経て、スタートの基になりました。
30年かけて、作物栽培の床が、出来ていたことになります。

手仕事専科を創業し8年間の間にいくつもの工房が、廃業であったり、事業形態が変わり、御取引が出来なくなりました。手仕事の継承を目的にしていましたが、その難しさを身近に見てきました。
廃業の理由には、幾つかあります。
1.職人の高齢化により、家業としての継承者がなく、廃業となる。
2.環境として、顧客の減少が、そのまま経営難となり、継続が出来なくなる。

 最近、会津塗の老舗との取引が、出来なくなりました。
取引中止は、事業形態の変更が理由でしたが、一番の理由は、経営問題でした。
大きな資産を持っている会社ですが、高齢となった社長は、漆器部門を自分の代で終わらせるといいます。ご子息が、漆器が好きでなく、「自分の代では、遣らない。」というのが、一つの理由です。
江戸時代に創業しているこのお店は、会津漆器の老舗です。
昔からのお店の設えも立地も素晴らしい。
けれども、事業縮小となりました。
歴史と伝統「ブランド」は、大きな財産です。
裕福に育った後継者の方は、その価値を知らないように思います。
一番大切な「後継者の育成」を間違えたようです。
ひとは、環境になじみます。
温々と育つと周囲の荒波がわかりません。
ご先祖の方がどれほどの困難辛苦を経てこの「会津漆器」を伝えてきたかを。
私の前身は、ホテル事業「経営コンサルタント」です。
ホテルを主体とした企業の経営指導を行う会社です。
つぶれる会社には、理由があります。
当人は、気付きません。
経営コンサルに相談してくる会社の一番の問題は、その社長ご自身です。
「従業員を改革してくれ」といいますが、社長ご自身が変われば、すぐに良くなるのです。

廃業となる伝統工芸の理由は、2.でもあるのです。
残念です。
取って代わって運営できないかと思いますが、社会的な保護・支援制度が必要に思います。
そして、私たち社会の意識が、変わることです。
日々変化し荒海ともなる経済活動を制御することです。
美しい自然を残すためにそれらを社会が利用し、それらの中で生きる術・方法を選ぶことです。
そのコストは、私たちが負担します。
100円ショップの商品ではなく、美しい伝統の価値ある商品を利用することです。
それは、社会の責任であり、私たちが行えることです。
いくつかの素晴らしい会津塗をご紹介します。
漆器工房鈴武 http://www.geocities.jp/hwfhb259/suzutake.html
・縄文一汁三菜根来                    
¥30,000  
径13.3cm×高12.5cm
 ■商品コード A-01066■                 

注文(メール)
http://www.geocities.jp/hwfhb259/suzutake.html
会津絵 吸物椀(内金地)  (5客)     
¥459,400 
Φ12.0cm×高11.0cm
■商品コード A-01512■

http://www.geocities.jp/hwfhb259/suzutake.html
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