引き続き、土偶作家柴谷浩二のプロフィールをご紹介します。手仕事専科の土偶は、スピリチュアルの人々に人気です。
柴谷浩二は、「土偶は宇宙神と対話するためのツール」と言います。土偶をめぐる様々な謎を柴谷が考えた時に、土偶の用途は間違いなく当時の祭祀などに使われた「御神器」だったのだと思うと言います。縄文人は神を中心に生活していたから、人間の中にも神の一部があることを理解し、彼等が神と崇めた存在と人間を結ぶ「点」として、存在していたのだと。遮光器土偶に代表される宇宙服のようなものを着たあの姿は、間違いなく縄文時代に宇宙文明との関りがあったことを表していると。縄文時代と言う平和な文明が一万年にもわたって築けて理由として、当時彼等は宇宙に連れてゆかれて「宇宙哲学」みたいなものを学ばされたのではないかと。そして、土偶と言うのは「宇宙神の分け御霊や教えを封印したもの」だと。つまり「タイムカプセル」「アンテナ」「鏡」の役割を果たすんです。
土偶はタイムカプセルですから、縄文人が大切にしていた精神文明のエッセンスが封印されています。そこには「本来の人間は物質文明ではなく、精神文明を築き上げる使命がある。」と教えてくれるエネルギーが込められていると。土偶を身近に置いておけば、アンテナとして宇宙からの光をキャッチしますから、持ち主はその光を受け取れます。宇宙神のエネルギーや光は、土偶を通して人々に光として放たれ、その光の放射が地球上の地獄や影の部分を明るいものへと変えてゆくと。土偶は、持つ人の心の神を目覚めさせるサポートをしてくれます。その意味で、土偶をたくさん作り、多くの方々にお届けしたいと思っていると。
亀ヶ岡遮光器土偶(原寸) を制作中の柴谷浩二氏 |
亀ヶ岡遮光器土偶 (中型全身) |
ベビー土偶3点セット |