2021年6月5日土曜日

土偶作家柴谷浩二のプロフィール-1.夢野工房Vol007

つい先日、世界文化遺産の報道がありました。登録の趣旨は、「北海道、青森県、岩手県及び秋田県は、世界自然遺産「白神山地」や「知床」など、美しい自然が今なお色濃く残る、緑豊かなところです。北海道・北東北の縄文遺跡群は、この豊かな自然の恵みを受けながら1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝える貴重な文化遺産です。」。途方もなく長い時代、紀元前13,000年~紀元前3,000年の時間は、私達の命と比べて想像もできません。人生80年(歳)として、紀元21世紀さえも途方もなく長く、また、地球構造の変化(地殻変動)から発生する東日本大震災が,1,000年に一度(地質学から)としても物差しが違います。

手仕事専科に縄文のカリスマ柴谷浩二(しばたにこうじ)氏の「夢野工房」があります。柴谷浩二は、「縄文作家」、「縄文の語り部」、「縄文のカリスマ」と呼ばれています。シャーマンと言う言葉がありますが、シャーマンは、「本来はツングース語のšaman (シャマン)。ロシア語のшаман (シャマーン) を経由し、各国語に広まった。英語ではshaman (シャマン、シャーマン、シェイマン)。シャーマン - シャーマニズムにおいて、超自然的存在と直接接触・交流・交信する役割を主に担う役職。呪術者・巫・巫女・祈祷師・ムーダンなど。」と説明されています。シャーマンたちが、柴谷浩二氏の土偶をツールにして、宇宙と繋がるお話を聞きます。土偶とは、そのような力を持つのかと思います。この度の世界文化遺産登録(7月予定)を機会に土偶作家柴谷浩二を何回かに分けて、ご紹介したいと思います。

手元に柴谷浩二氏をルポした雑誌があります。(anemone2012 June 6 No.199)彼の中学時代の土偶の記事を読み土偶に魅せられ、高校2年時の制作に至る過程があります。修学旅行を休んで完成させた土偶。五所川原には須恵器に作られた歴史があり、有用な粘土が、取れます。その粘土を使い何の知識も持たない彼が、考古学で知られている「輪積法」という手法で土偶を作っています。そして、土偶を高校の先生に譲り、10年ほど経った1985年の12月に有名な宇宙考古学者の河合浩三氏が訪ねてきました。「あなたは、嘗て土偶作りを縄文人に教えていた人なのだから、作れます。河合氏の為に土偶を20体を作って欲しい。」と。彼の使命は、世界の首脳に著書と土偶をセットでお渡しすることだという。また、「土偶は、新しい時代を開く鍵だと。」お話を伺うと不思議な話ですね。河合先生に20体の土偶を渡して、20年ほどたったある日、河合先生が、お別れの挨拶に来られたと言います。その後、板柳の地で先生の亡くなられた時に大きな葉巻型の宇宙船が現れたと言います。板柳は「板柳出土土偶」があります。すごいパワーを持つと言われています。2009年に日本中のシャーマンが青森に集い、パワースポットを浄化する儀式が行われることになったと言います。その際に土偶が必要と言うことで参加し、新郷村の大石神ピラミッドでご神事の最中にシャーマンから、「3000年振りだね、元気だったか。」と当時父親だった人物から言われたそうです。そして、「今、人々は崖っぷちに立たされている。土偶には大事な役割がある。」と。

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柴谷浩二プロフィール

1956年 青森県五所川原市生まれる。中学生の頃より土偶に魅せられる。1973年 高校生2年生の時、青森県の地方紙に掲載していた土偶の記事に魅せられ、初めて自ら土偶の製作に取り掛かる。1986年 宇宙考古学の河合浩三先生に作品を認められ、日本代表の講演で自身の製作した土偶が紹介された。2004年 中国の大連で、UFO世界大会の時、日本代表の講演で自身の製作した土偶が紹介された。2009年 米国でシャーマン(霊能者)世界大会で自身の土偶を使用され、大々的に紹介され、賞賛された。7月、平川市に工房(夢野工房)を置く。2010年 2月の土偶展(国立博物館)にてショップに置かれる。2011年 5月公開の映画『ルパンの奇厳城』に作品が登場する。青森県の道の駅のショップに置かれる。

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