2012年10月1日月曜日

益子陶器の四季の花2012.09.30

先日は、土祭の益子を訪ねましたが、8月のお支払で益子陶器をたずねました。手仕事専科の益子焼は、益子焼しのはらと小峯窯とから、揃えています。
 私の好きな柿と糠と青磁の益子焼は、一時期、若い作家さんの手から離れてしまいましたが、また、戻りつつあるといいます。
 一論として、陶芸作家の方々が乱立したことで、従来の職人さんのつくる益子焼が返り見られなくなった時期があります。
個人的なことを言えば、私は古いタイプの釉薬が好きです。あたらしいものも斬新さと美しさで素晴らしいものがありますが、やはり、それらは作り手さんの感性によるものです。新しい、古いで分けられるものではありません。
 

 ただ、今は、それらのすばらしい陶器の動き(売れ行き)が悪いといいます。
婚礼の引き出物や慶賀の記念品で多くの陶器が、世に出ました。それらは、すべてあたらしい工業作品です。決してデザイン的に劣るものではありませんが、味わいが違います。
 形も色も手触りも風合いも、異なります。それが、工業的な規格品と手仕事品との違いです。
価格も若干高めです。
 その意味では、値付けが難しいかもしれません。
 ここに参考的な考え方があります。
小砂焼の藤田製陶所さんは、本当に益子と比較すると安価な値を付けています。そして、長年の職人としての考えから、それで好いといいます。安くそして、たくさんの方々に使って頂きたいという気持ちをお持ちです。
 

 一方、益子焼は、浜田庄司以降に最盛期を迎えて、自称作家が乱立しました。そして、作家作品は、職人のつくる物の倍の値がつけられました。
 そこには、職人の考え方とは大きく異なる考えがあります。
私は、以前の職人の考え方に戻るべきと思います。そして、その中で厳選された作家の方が、その世界で活動されると好いのかと思います。
 一視点ですが、益子は、売れるがために感性以上・価値以上の値付けをした作品が、今の反動をもたらしたものと思っています。

 やはり、小砂焼の藤田製陶所さんのような想いが、手仕事を残して行くものと思います。
今日は、いつものように益子焼しのはらの店内風景を写真に納めました。
ご覧ください。
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