手仕事専科には、いまNHK朝のTVドラマで「エール」で有名な”川俣”のシルクを取扱っています。明治時代には殖産興業として絹製品が海外に横浜から、輸出されていました。当時を振り返ると「横浜シルク」として知られていました。それは、川俣で製造された絹織物でした。その後に海外の主に東南アジアの国々に押されて、生産は大きく落ち込みました。それでも幾つかの機織りの工場が、世界最薄の絹という技術革新やシルクを使った製品の開発で生き残ってきました。世界一薄くてしなやかな先染絹織物「フェアリー・フェザー(妖精の羽)」は、髪の毛の太さ(約50デニール)の約6分の1(8デニール)という超極細絹糸が使われています。
毎年秋になると斎藤産業のミラクルロールのご注文が、続きます。ミラクルロールは、齋藤産業が、独自に県機関と提携して開発した素材による織物です。野生繊維の王様と言われる「羅布麻」のもつ、綿の柔らかさ、麻の通気性、抗菌性。そして、独特の光沢、肌に優しい保温性と吸湿性・放湿性をもつ絹とで織りあげられています。「ミラクルロール」は、これら「羅布麻」と「絹」のもつ自然素材の特徴を生かし、インナーウェアに欠かせない快適性を追求しました。
3月には、ミラクルロールのマスクの需要が、起こりました。1か月以上お待たせいたしましたが、従業員達が結束して対応にあたり、数週間でお届けすることが出来ました。モノづくりの人々の心根を見る思いがしました。画像でご紹介いたします。
斎藤産業 http://tesigotosenka.com/miracleroll.html
5色の草木染マフラー(左から⇒右) ・クリスマスローズ・山桃・花没薬(紫・ピンク)・桜 構成 シルク 96% ポリウレタン 4% |
[お腹・腰](ベリー) 婦人・紳士兼用 |
ひざ・ふくらはぎ兼用 |