2017年12月29日金曜日

2冊目の会津木綿見本帳-ろ版

手仕事専科では、会津木綿を取扱っています。
明治時代には、35社ほどあった織物工場でしたが、現在では、2社を残すばかりとなりました。その一つが、山田木綿織元です。
山田社長は、この道50年にはなるのでしょうか、木綿染織物業界で培って来られた技術と販売力で、会津木綿(山田木綿織元)の販売に奮闘されています。

会津木綿の人気から、御注文に間にあいません。
現在使っている豊田自動織機を新しい近代的なものにし、御注文衣対応されてはと思いますが、新しい織機の能力からでは、採算が取れないといいます。
豊田自動織機は、独特の風合いと綿糸を特徴としますが、それが、無くなってしまい、他の木綿布と変わらなくなってしまうからです。
明治時代から、使い続けているこの旧式の豊田自動織機をつかいつつ、効率的な運営を求めることになります。

山田社長に伺うと綿布の柄は、200を超えます。
しかし、通常流通しているものは、50~100柄位になります。
織りの工程では、簡単に織れない生地があるのです。
・糸(縦糸)の整経では、「なかなか揃えられない糸があり、暫く織ることが出来ないですね。」「お客様に待たせてしまうので、むしろ、お断り下さい。」と言います。
※350mの縦糸に横糸を織り込みます。柄となる縦糸の整経が重要となります。
  この縦糸に横糸で織り込むのです。ですので、同じ柄ではあっても、赤系、青系と横糸で異る布生地となります。織ることで350mの縦糸だったものが、300mの長さになります。
・品番から作る余裕がなく、ご注文に応えられません。そのため、一応、織る予定のあるものは、
 1~2カ月先の納品で受注します。
 かと言って、その予定通りには、行きません。
 旧式の織機のために故障もしょっちゅうです。1週間の遅れは、日常茶飯事です。
 お客様は、そのような状況を知りませんし、ご説明できない部分もあり、納品が、更に伸びてしま い、お叱りを頂戴することになります。
丁重にご説明しお詫びいたしますが、それが、私の務めとなります。それでもご理解いただけると「言いすぎました。」と仰られて、安堵しています。
随分と改善されてまいりました。

現在、会津木綿見本帳は、2版目に入りました。
山重会津木綿見本帳-ろ版です。
この見本帳は、とぴい工房で揃えています。
有料となりますが、人気です。
少しでも本物の風合いと色味を知ったうえで、御注文を頂けるようにはからいました。
会津木綿見本帳-ろ版をご紹介いたします。
                        
2冊目の会津木綿見本帳
(左)ろ版 (右)い版
http://www.geocities.jp/hwfhb259/pic/A-23pic/A-23101-01.html
山重・会津木綿見本帳-ろ版
http://www.geocities.jp/hwfhb259/pic/A-23pic/A-23101-01.html
・会津木綿見本帳 山田木綿織元・ろ版(50種類)
  30部限定製作                                      
 ¥1,500
  巾18.5cm×丈6.5cm
 ■商品コードA-23101-01■
     注文(メール)
 ■送料は、定形外郵便で発送いたします。
  全国一律 205円 
明治35年当時からの
豊田自動織機
幾多の年月を超えてきた素晴らしい織機です。
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