2015年5月28日木曜日

津軽の木工品・CHITOSE(千年)の紹介

この度、仕事専科にあらたに弘前市に4代になる木品製作所が加わります。
木村木品製作所といいますが、現在の社長、木村崇之氏とは、一昨年にビッグサイトのGIFTSHOWで知り合いました。
毎年、展示会に新しい商品開発で、丸一日を費やしていますが、その情報量の多さから、大変な一日になります。
津軽のことは、特に弘前の産業や産品には、愛着を感じておりますので、必ずそのブースを訪ねることになります。その時は、直接弘前の会社を訪ねる際にお取引の話をしようということで、挨拶のみでしたが、その商品開発と前向きさとに情熱を感じていました。
私の弘前にいた時は、平成7年からの7年間でしたが、実に多くの地を訪ねもし人にも会いました。
単身赴任先の「星と森のロマントピアそうま」では、地元の若いスタッフよりも青森のことを知っていたように思います。御客様のマイクロバス送迎や青森観光協会の視察やキャンペーンなど、そして、弘前五人会の会員にもさせていただきました。160人もの名士の方々が、会員となっている異業種交流会です。
 弘前市の千年(ちとせ)は、よく通る街でしたので、また、市のテニスコートがあり、いくどか、コートを使ったこともありました。
 木村木品製作所は、その千年の地にあります。
りんごの木の廃材ともいえる伐採した老木の木材を使った木工品の開発です。りんごは、アダムとイブの旧約聖書にも出てくる果物ですが、弘前には、いたるところにりんご畑が広がっています。実に市街地から一歩外に出ると遠く山裾まで、一面のりんご畑になります。
その畑には、老木となったりんごの木が、伐採されて、薪として積まれています。実に太くて節があり、永年の風雪を思い起こさせるような風合いの太い薪です。
 りんごの木の木目色は、少し、茶色がかった色で、節々から、木目が面白くついています。しかし、その反面素姓の良い木材とは言えません。その加工が、面倒になるといいます。
 私は、当初、それほどその製品は、評価をしておりませんでしたが、その、木村氏の想いを知ることで、惚れこんでしまいました。
その節々の面白さもりんごの木ならではと感じています。
商品をいくつかご紹介いたします。
来月上旬には、仕事専科木村木品製作所として、アップいたします。
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