2010年10月6日水曜日

「、点展」を訪ねて/bar×gallery saku朔

 今日は、2度目の訪問となりますが、「、点展」の企画展会場として、bar×gallery saku朔を訪ねました。沓沢佐知子さんの作品が、ギャラリーに適度な空間で展示されていました。ギャラリーのデザインは、御主人の敬さんが担当されていると伺いました。
 昼と夜に和風のお料理と御飲み物を提供されており、近在の方々や那須高原の別荘の方々が良くご利用されているようです。窓からの雑木林の景色と敬さんが揃えられたジャズが、すてきな時間をつくってくれていました。
 御隣は、松原賢さんのご自宅・工房「ギャラリー間」で、雑木林は、すてきな空間をつくるのに役立っているようです。工房のホームページは、手仕事専科リンク集にアップしています。

 佐知子さんは、主に粘土で人体や立体、器等をつくられており、素材を生かして心地よい空間をつくることを目標としていると伺いました。オブジェとしてご覧いただけるでしょうか。
 -経歴-
 1976 三重に生まれる
 2000 全関西美術展 彫刻 第一席受賞
 2001 京都教育大美術学科 大学院修了
 2002 立体グループ展/京都大丸
     立体個展/板室観光ホテル大黒屋ギャラリー
 2003 立体個展/ギャラリー渓(新宿)
 2004 立体個展/ギャラリー風布(那須)
 2006 bar×gallery 朔 オープン

「、点展」bar×gallery saku朔を写真からご覧ください。

●画像がクリックで拡大します。
青木・高林街道沿いにある、bar×gallery saku朔
「、点展」の一ギャラリーとして参加している。
いつも山羊さんが放たれており、のどかな田園風景である。

 
横の建物にギャラリーがある。すてきな吹き抜けの造りで、階段から下に降りると別世界の空間が広がる。窓からの光の取り入れと照明の使い方が巧みである。また、ジャズが常時流れていて、さりげなくお洒落である。
老若男女を問わないbar×galleryのすてきな空間と言えるでしょうか。
  
ギャラリーのドアを開けると、正面にすてきな花器に
野草が束ねて活けてある。
御簾状の布との組み合わせが、好い。



貝状のオブジェ
窓からの緑の林と暗茶色の組み合わせの
バランスが美しい。



 BARとカウンターのオブジェが、似合っている。
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2010年10月5日火曜日

「、点展」を訪ねて/NPO法人こらぼれーしょん那須・みんなのひろば

 今日は、那須塩原市内の板室温泉にむかう板室街道沿いにある’穴沢地区’のかつて小学校そして、僻地保育所だったところを「NPO法人こらぼれーしょん那須・みんなのひろば」の方々が、活用されており、そこを「、点展」の写真とメイクの会場としているということで、先日、Gallery Barnで、1日だけのプレ展があり、そこでご紹介いただいた久野木智浩さんとMegumiさんが、行っているということから期待して訪ねました。

外見は、廃校の印象の強い建物でしたが、グラウンド跡に秋桜がきれいに咲いており、大きな銀杏の樹やヒマラヤ杉が繁茂して、とても懐かしい風景でした。校舎内の会場もすてきな空間で、嘗ての教室が、久野木さんの海の写真と反響して、とても素敵な空間として、迎えてくれました。彼は、沖縄県のけらぶ諸島の海に潜り美しい写真を撮影していました。作品の絵ハガキもあり、この那須塩原市に彼のようなすばらしい写真家がいることに驚きました。また、今日彼からは、「Something Four」の言葉を教えてもらいました。「old・new・borrowed・blue」の4っつです。

 サムシング・フォー (Something Four) は、結婚式における欧米の慣習。結婚式で花嫁が以下の4つのものを身につけると幸せになれるというもの。
1.なにかひとつ古いもの (Something Old)祖先、伝統などをあらわす。先祖代々伝わった、あるいは家族から譲られた宝飾品を当てるのが一般的だが母や祖母の結婚衣裳、または結婚衣裳に使われたヴェールやレース、リボンなどの飾りなどを使用することもある。
2.なにかひとつ新しいもの (Something New)これから始まる新生活をあらわす。新調したものなら何でも良いが一般的には白いものを用意する。花嫁衣裳の一部である白いサテン製の上靴や長手袋などをこれに当てることが多い。
3.なにかひとつ借りたもの (Something Borrowed)友人や隣人との縁をあらわす。幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を借りることにより、その幸せにあやかる。ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的である。
4.なにかひとつ青いもの (Something Blue)聖母マリアのシンボルカラーである青、つまり純潔をあらわす。このサムシング・ブルーは目立たない場所につけるのが良いとされており、白いガーターに青いリボン飾りをつけたものを用意するのが一般的である。

 また、二人展としているMegumiさんのメイクがすばらしく、一人の女性を4タイプの女性に表現しており、ひとりの女性の秘めた魅力を十分に表していました。
 また、教室のひとつでは、Café 橋本が、無料でコーヒーやいくつかのドリンクを提供しており、また、楽しい時間を持つことができました。橋本さんは、郡山市の方で近々三春にお店を開きたいとお話されていました。ハンサムな青年で、きっと成功すると思います。

 また、先日お尋ねしたばかりの武智さんご夫妻が来られており、ご挨拶ができました。とちぎ日独協会の理事をなさっており、いろいろの活動に参加されている方です。御主人が私の大学の先輩でもあり、また、奥様がボールルームダンスをなされており、奥様も私の先輩となります。人が、幸も不幸も運んでくるといわれますが、手仕事専科は、私の「和美との生活」という強い願いから、多くの方々のご協力を得たいと思っています。
 「、点展」の風景をご覧ください。

●画像がクリックで拡大します。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
保育所の歴史と一緒にある「銀杏の樹」は、随分と
大きく育っていました。

 
昇降口につながるところには、大きな
欅の樹がああり、樹の下でのコンサート
などが企画できそうです。


一教室を借りきって、海の写真が展示されて
いました。教室の空間とひじょうにマッチして
すてきでした。




久野木智浩さんと展示作品

Megumiさんのメイク風景と4種類のメイク写真

Café 橋本 ハンサムな青年でした。とても丁寧に
コーヒーを入れてくれました。



私が、30代のおりによく訪ねた保育所は、賑やかで
可愛い子供たちが、飛び跳ねていました。当時の面影は、
今は、ありません。広いグランドの一部に秋桜が、風に
吹かれていました。時の過ぎ行きを感じます。

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「、点展」を訪ねて/Gallery間コレクション

 一昨日まで、那須高原では、いろいろな美術展がなされていました。ひとつは、「第2回那須あーとクラフトフェア(2010.10.02~03)」です。47人の方々の作品が、2日間コミュニティガーデン那須倶楽部で開催されていました。残念ながら、見逃してしまいましたが、これから参加されたそれぞれの工房を訪ねたいと思っています。

 もうひとつは、「、点展」です。これは、2010.10.01~10までの10日間を8会場で開催されるものです。「那須野が原を舞台に、この町に住む人が提案する。この町でアートに親しむ10日間。」のサブタイトルで、趣旨は、「アートを通じ、この町が自然と人的資源、都市との距離(交通)に恵まれた環境であり「良質なモノゴトを産み出す場」であることを再認識し、その良質なモノゴトが心と生活を豊かにすることを実感しながら、この地域に住む人が、自らの手で活躍、躍動する場を創出することを目指します。」私の提案している「和美との生活」と通じるものがあり、今日は、その一会場であるGallery間コレクション、SPACE2×5 松原賢木彫展 KODAMAⅡを訪れました。夕刻の時間でちょうど終了間際でご迷惑をお掛けしてしまいましたが、私にとっては、松原賢さん御夫妻とのすばらしい会合となりました。手仕事専科リンク集にも松原さんのホームページ「ART-KEN」をリンクしていましたが、松原さんは、すばらしい作品の制作と実績を持っておられ、今日は初めて作品群を拝見することができ、感動しました。すばらしい作品に出会い、至福の時間を過ごすことができました。松原さんの作品は、音をテーマとしており、音を感じて欲しいとお話されていました。
 詳しくは、ホームページをご覧いただきたいのですが、私の育ったホテル業界の憧れであるホテルオークラ本館やホテルオークラ博多等にも作品が展示されています。

タイトル  「、点展 Phase1」
期間   2010.10.01-10.10
会場   保養とアートの宿 板室温泉 大黒屋
      NPO法人コラボレーション那須・みんなのひろば
         久野木智浩×Megumi
      Gallery Barn
      ギャラリー間
      bar×Gallery Saku
      Café SHOZO×haco分室
      福田順忠
      Café Roimu×RARI YOSHIO
      春のうらら
      荒井大輔
      good speed hike×G.N.P
URL   http://www.zuga-kousaku.com/
実行委員会e-mail   info@zuga-kousaku.com

 最近、私は、建築会社に関わっているのですが、外構や住宅空間にアートを取り入れることが、できるのではないかと考えておりました。今朝もラ・武田の社長さんとそのことをお話しておりました。景観制約条例の考え方は、特に成熟した生活文化を持つドイツなどと比較するとひじょうに自由、野放図で、住宅の8割近くが、庭の造園といった外構が、未整備の状態で放置されています。現代人の生活感が、物質的な欲求に求められて、美的な空間や時間という精神的なものには、目が向けられない状況にあります。100軒の家を訪ねて、庭園や家の居住空間に美的な要素が見られるのは、十数軒程度即ち10~20%の印象を受けています。
 今日の松原さんへの訪問から、松原さんをはじめとする芸術作品を創造する方々の作品を私の関係する住宅関係に提案することが可能かと考えました。「和美との生活」を伝統的手仕事品だけではなく、更に広げて庭園等も含めたより大きな居住空間へのアートの提案にしたいと思いました。
 Gallery間コレクションと松原さんのお住まいは、静かな雑木林の中にあり、旧黒磯の青木地区と高林地区の境にあります。とても素敵な自然の中に20年近くお住まいとのことでした。
 今日、訪問した風景をご覧ください。

●画像がクリックで拡大します。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
街道から入るとGallery間の
建物がある。
街道からの小路と入口の風景。

Gallery間の両サイドには、対の狛犬がいる。
また、蓮を植えた白い鉢がありすてきな玄関
となっている。

SPACE2×5 松原賢木彫展 KODAMAⅡの
会場内で、写真に納まっていただく。
松原賢さんです。

SPACE2×5 松原賢木彫展
KODAMAⅡの入り口。

SPACE2×5 松原賢木彫展 KODAMAⅡの内観。
もともとは、スタジオに作られた建物で、壁を白壁、木壁、石壁の3つで
作られている。オブジェを3つの壁を背景に展示して、写真撮りなどを
行う目的で作られたとのこと。今では、すてきなGalleryである。
今では、シルバーの作品が多いように右奥の金色の作品が初期の作品
とのこと。
松原さんの作品は、建物に似会うオブジェと感じるが、シルバーの方が
建物空間と相性が良く、より落ち着きがあるように思う。

白壁での作品群。
木壁の作品群。
 
石壁の作品群。
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2010年10月3日日曜日

益子焼工房「ふじ窯」を訪ねて

 今日は、益子焼工房「ふじ窯」を’手仕事の歳時記’の取材で、訪問しました。
益子焼しのはらで9つの工房を選びましたが、藤ノ木さんの作品特徴は、糠白と柿の作品が多く、自分好みであったことから、選ばせてもらいました。
 今日は、興味深々でふじ窯を訪問いたしました。ナビで訪ねたから良かったのですが、看板も出てなく、窯らしい建物も見えなくて、ナビがなければ、分からなかったでしょうか。
 実は、藤ノ木さんは、ネット販売を行っていて、最近やめられたと伺っており、自分の通販の先輩でもあり、やめられた理由を伺いたいとも思っていました。
ネット販売(通販)のシステムを購入し、確かに全国からご注文も頂いたけれども、売上とコストが見合わずに5年ほど続けたけれども、5年契約が終了したことに伴い、やめる判断をした。もう少し通販のことを知っていれば、やらなかったでしょうと仰られていました。
 私の’下野・会津・津軽 手仕事専科’の通販の構想やどのような展開をしてゆくかなどをお話ししましたが、まだ、具体的な方法は、見つけておらずアドバイスをお願いもしました。ターゲットは、ネットを見て頻繁に利用される通販の顧客群であり、その方々に伝統的手仕事の作品を販売する訳ですが、購入していただける方法や作品の開発が求められていることになります。
①一方法として那須高原に、活動しておられる現代アートの方々と伝統的手仕事のコラボによる作品の開発。
②那須街道沿いにアンテナショップを作り販売と宣伝を行う。
③ブライダル商品群の開発。

現代アートの方々とのコラボは、難しいとは思いますが、それらを束ねること(統合・商品のプロデュース)が、私の仕事となります。その意味では、藤ノ木さんからいろいろと参考になるお話を伺い、益子焼工房「ふじ窯」を訪ねただけのことは、ありました。手仕事の歳時記と少しダブル部分はありますが、写真でご紹介いたします。

●画像がクリックで拡大します。
8寸鉢が、棚に並べられている。
藤ノ木さんの作品は、益子の土に
若干石を混ぜ風合いをだしている。
ロクロが二つあり、こちらは、奥さんの啓子さん
のもの。
御主人弘和さんの壺がおいてあるが、白糠と
黒釉との2層となっている。混じりの部分を
含めると3層となる。

当然、日常的に益子焼の生活雑器が使われる。
柿に青磁釉を十字にかけた角皿が似合っている。同じく、白糠と柿の藤ノ木スタイルの茶碗がでてくる。
以前は、このタイプの皿と碗とが、飛ぶように買われていたが、現在は、動かなくなったという。
時代の変化といえる。一部、人気作家の作品は、今でも売れているが、単価が下がっていると
のこと。他の方々の作品は、嘗ての何分の一といって売れなくなったと聞く。






8寸鉢の底を削る作業。益子の土は、どうしても荒く厚く作らないと強度がもたない。
どうしても軽いものが好かれるので、適当な厚さに削ることになる。
重心が上になると(即ち底部を削る作業により)軽く感じるので、極力削ることになる。
また、その程度は、器を持った感覚で測ることになる。長年の経験の技といえる。
 
白釉ゴスの作品。昔は、無かったタイプで私の好きな色と形である。
セザンヌ(?)の絵に出てきそうな花器であり、面取りが好い。
また、ゴスの線は、5本である。どうしてかは、輪花が、5辺であるように
5の間隔(72°)が、バランス的に良いとのこと。自然の数字であり、理由があると思う。
4では、間が抜けるし、6では、細かくまた、バランスがとりにくい。

藤ノ木さんの「シリーズ白釉とゴス」であるが、手仕事専科では、「白砂と青空海」
と名付けることにします。白浜の白い砂に青い空と海が似合う好きな色です。
   (左から)●湯のみ¥1,470、●マグカップ¥1,680、●ビアグラス¥2,520
         ●面取り花器(両方とも)¥5,250
   (注文) ●2週間~1か月ほど、お待ちいただきます。
         ※白砂と青空海シリーズとお申し込みください。
          手仕事専科にて承ります。
 
ハスが、大鉢に植えられている。
ここには、金魚の稚魚も放されています。
鮮やかな百日草が、庭いっぱいに咲いている。

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