2010年10月24日日曜日

ミルフォニーのなおみさんを訪ねて

 昨日、ひさびさになおみさんの経営するミルフォニーを訪ねました。那須高原の臍ともいえる広谷地にあり、ときおりお伺いするのですが、日々新しくなっており、今回もさらにリニューアルされておりました。また建物の後ろに美しい雑木林が展開されており、ひろい窓を通してすばらしい空間が広がっておりました。陽の印象を受ける静かな雑木林です。

 なおみさんとは、私が、津軽の「星と森のロマントピアそうま」に在職中で、X’ジャパンのとしきの癒し系の音楽に魅せられて、施設に音楽や映像関係の空間をつくれないかと思案中の際に「映像と音楽の空間の施設」として、ミルフォニーの看板を頼りに訪ねたのが、きっかけでした。
 その後もときおり訪ねたり、なおみさんが、青森に来られた時には、「星と森のロマントピアそうま」の施設を訪ねていただきました。その折々にいろいろの新しいコンセプトなり考えを伺っていました。

 今回も、下野・会津・津軽 手仕事専科の目的をお話し、どのような方法が良いのか、ご意見を伺いました。ⅰ)ネットによる販売では、Blog、Twitter、リンク増加等の方法。ⅱ)直販の方法としては、なおみさんが現在行っている、那須の自然野菜の販売ネットワークの構築とダブる部分があって、いろいろと協力できるかもとのお話となりました。ⅲ)また、中国への販売が、現在の課題でもあり、私の当初からの目的が、「日本の手仕事・伝統的工芸品を海外へ販売する」というものでしたので、近々、チャネルについて、検討することにもなりました。
   
 その中で、「津軽の裂き織」の話となりました。裂き織は、リサイクルそのもので、東北の綿が採れない地方では、木綿生地を裂いて、横糸にして織り込んだ布地です。下野・会津・津軽 手仕事専科にも2つの工房「裂織工房ポンテ」と「工房萌木」が載っており、裂き織について、次回の「手仕事専科のBlog」にご紹介したいと思います。

 また、ミルフォニーのPolicyについて、伺った際に「一期一会」の言葉が聞かれたことと、人間の精神性の「真・善・美」の言葉以外に「安心」という言葉が聞かれました。これからの手仕事専科の方向性に大きな意義を持つ「鍵となる言葉」と受け止めました。
映像のCaféミルフォニー+DOG
今日は、ミルフォニーの「HP」から、簡単にご紹介したいと思います。

MIRUは、「見る」
私たちは言葉を聞くより先に、見ることから始めます。
MIRUは、「観る」。
世界を理解し、深く洞察するためには、何よりも観ることが大切です。
「みる」ことからすべてが始まります。
MIRU Internationalは、この原点に立って、
すべてをスタートしたいと考えています。

’映像は、「一期一会」’
 ひとたび逃せば、同じ風景、同じ美しさは二度と出会うことができません。
ましてやそれが自然の風景ならば、振り付けも演出も、不可能です。
「一期一会」、それこそが、映像の本質かもしれません。
 美しい風景があれば、美しい映像ができるとは限りません。
出会えた風景の美しさ、その本質を瞬時に理解し、「絵」として切り取る─
それは、優れた眼と豊かな感性、そして確かな技術無しには成しえません。
風景に隠された美の本質と、それを見極め、撮る者の感性と技術。
そのふたつが語り合い、響き合うことで初めて生まれる美、それを閉じ込めた映像。
それは観る者の心を揺さぶります。
 映像作家・安孫子 亘は、長年「自然」をテーマに、妥協のない映像を創り続け、
その眼と感性を研ぎ澄ましてきました。
ファインダーの向こうにある、一瞬の風景の、さらに背後にある本質を瞬時に見極めようとする姿勢。 対象がどんなに変わろうとも、それは揺らぐことがありません。
 MIRU Internationalは、アーティスティックな映像はもちろん、企業・商品プロモーションなど幅広い映像制作に対応可能です。
会 社 名   株式会社ミルインターナショナル
所 在 地   栃木県那須町高久乙796-10
     TEL 0287-78-6180
         FAX 0287-78-6182
事業内容   映像音楽制作  出版
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