2020年8月27日木曜日

砥ぐ-SHAPTONvol.004

「自分食」を勧め始めて随分となります。
手仕事専科のコンセプトは、「和美との生活」です。
そのなかのひとつが、「自分の健康、家族の健康を守ること」即ち「自分食」になります。
山や海の旬のものを食材にし、発酵食品の味噌、醤油、酢の物を調味料にして調理します。
この下の包丁は、私の長年愛用の片刃の牛刀と出刃包丁です。
昔は鯉を捌いていました。
鯉濃くにしたり、刺身の洗いは得意でこの出刃包丁を使いました。
実家が鯉の養殖をやめてからは、捌くことは無くなりました。
しかし、調理はこの牛刀で済ませていました。
重宝です。

この度は、(有)二唐刃物鍛造所の和包丁を売らんが為にSHAPTONの刃の黒幕を販売することになりましたが、1週間に一度ぐらいの頻度ですが、それで包丁を砥いでいます。
中砥は#1000のオレンジ、仕上げ砥は#5000のエンジです。
切れ味がそれ程落ちるわけではないのですが、砥ぎの練習で砥いでいます。
しかし、砥いでみてその難しさを知りました。
砥ぎ具合を試すのに広告チラシを切るのですが、カーブしている個所の刃付けが上手くできません。
カーブしている個所が角度があるので、砥げていないのですね。
まあ、それでも段々に慣れてきました。
広告紙がスムースに切れると気持ちよく、また、仕上げ砥石で刃が鏡のようになるのは、美しいですね。
切れる包丁は、調理する楽しみとなりました。
SHAPTON砥石 http://tesigotosenka.com/shapton.html
手仕事専科 http://tesigotosenka.com/
(有)二唐刃物鍛造所 http://tesigotosenka.com/utihamono.html
長年愛用の
片刃の牛刀
相出刃包丁
#1000のオレンジ
#5000のエンジ
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手仕事専科は、手仕事の継承とともに「和美との生活」を提唱しております。
職人(匠)のつくる伝統的な手仕事の“用の美”と“もったいない”の気持ちから物を大切にし、古くからのコミュニティの“生活の知恵”を学ぶことです。
私たちは、そのような価値観や知恵を飽食・平和の時代を経て、どこかに忘れてきたように思います。
また、低農薬、有機肥料等のお米(玄米)、天然醸造の味噌、醤油、鰹節、食酢、飯ずし等は、日本古来の伝統食(発酵食品)です。
人間の必要とする必須の栄養素をもつ食品です。
手仕事専科では、自分の健康、家族の健康は、自分で守ることを提案しています。
添加物のない”自分食”です。
そのような想いから、手仕事専科を運営しております。
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