2015年7月3日金曜日

海外へのお土産・伝統的手仕事品

仕事専科には、これぞ伝統工芸といった業種があります。
現在は、105業種、155工房ですので、いろいろな人気のものから、なかなか、陽の当らないものもございます。
最近、嬉しいことは、サイトオープンから5年が経過しましたが、良い商品を作っている工房のご注文が増えたことです。
特に刃物鍛造のナイフ美術洋傘のモンブラン、藍染、会津木綿こぎん刺しなどですが、いずれも頑なに”良い商品を”と作り続けています。
お値段も、他の市販のものと比較すると数倍の価格です。
TVショッピングで、「全部つけて、OOO円といった商品」、時間セール、先着OOO名様等の衝動買いを謳っている商品です。
私たちの団塊の世代は、高度成長期に安価な製品に飛びついて来ました。
そして、それらは、家の中で使われずにゴミと化しています。
TVショッピングは、その延長上にあります。
私は、販売は、ホテルの営業からでしたが、ランチェスターの理論をはじめ、実にたくさんの学習をし、営業でそれを実践して来ました。
しかし、ネットショッピングは、ありません。
この5年間の伝統工芸品販売の経験からは、学んだのは、3つのことでした。
1.本物である商品。
  歴史や文化、そして、職人の方が、拘り作り続けている商品。
2.丁寧な対応
  お客様のご注文の想いに迅速に対応すること。
  見えない販売サイトを少しでも安心いていただくように心がけること。 
3.SNS等を駆使して、情報の拡散。
  5年間のサイト運営は、それに適うものです。 

しかし、更に営業的戦略が求められるでしょう。
私のポリシーは、友人のビジャイさんが、いうところの「物を売るのじゃないよ。歴史を文化をアートを売るんだよ。」です。
津軽こぎん刺しもあけび蔓細工も本物であり、歴史も文化も持合せた商品です。
作り手の職人の方々の想いを伝えることです。
このことに情熱を傾けてゆきたいと思います。

さて、友人から、今度、アメリカに行くので、嵩ばらずに同世代の女性に喜ばれるものを提案してほしいというものでした。
そのようなことで、今までにも海外へのお土産として人気のあるものをご提案させていただきました。
ご紹介いたします。
日下田藍染工房
ランナー「山と波」
日下田藍染工房
切売り反物
㈱モンブラン
美術洋傘
弘前こぎん研究所
信玄袋A
弘前こぎん研究所
セカンドバッグ
会津木綿
山田木綿織元
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2015年7月1日水曜日

網代編手提巻手(2分巾)の納品

仕事専科の一番の花形は、宮本工芸そして、網代編手提巻手(2分巾)になるでしょうか。
わたくしの運営する仕事専科のサイトは、すでに5年が経過しました。
ご注文数もすでに2,000件になろうとしています。
和文化の見直しが、進んでいます。
これには、隣国の中国や韓国の存在が大きいように感じます。慰安婦問題や尖閣諸島、竹島が、日本国のアイデンティティを喚起しているように思われます。
情報機関としては、和風総本家や和食や紙漉きの世界遺産登録、そして、2020年のオリンピックです。
今日、2012年8月25日のご注文の網代編手提巻手が、完成いたしました。
早速、お客様にご連絡をいたしましたが、仕事専科と申上げてもすっかり忘れておいででした。
宮本工芸網代編手提巻手と申上げて、思いだされたようです。
消費税も変わりましたが、3年待ちで、ご注文を受けておりましたが、若干はやく出来上がりました。
現在でも、6年以上先のお届けでご注文を受けております。
山ブドウ皮の収穫の量から、熟練された作り手の人数から、そして、しっかりとした作り手のこだわりから、6年先となります。
日本の手仕事を継承することは、経済行為の要素に伝統文化とそれを愛する人々の気持ちも加えたいと思います。
網代編手提巻手(2分幅)
三上徳仁作
制作中の三上徳仁氏
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