2011年12月31日土曜日

2011年の反省と2012年への抱負

2011年は、下野・会津・津軽 手仕事専科にとっては、飛躍の年となりました。工房が100を数えたことと新たに伝統的食品を加えることが出来たことが、象徴的でした。
そして、多くの顧客の皆様に感謝申し上げたいと存じます。沢山の方々に手仕事の応援を頂だきまして、お問合わせやご購入を頂いたことです。多くの先輩方々から、3年は掛かるよと仰っていただきましたので、3カ年計画でおりました。そして、2011年は、ちょうど1年と半年となります。今年は、3月11日の大震災の折には、弘前におりました。弘前に出かける一週間程前から、東北の地震で何かが起こる予感をしておりましたが、現実になってしまいました。私の考え方にも断捨離という観念を植え付けました。物は、豊かで豊富であることが資本主義の発展成長に寄与するという考え方がありましたが、「もったいない」に代表される物の価値を見直した時に自分に必要なものを絞り、大切に質素に生活することを考えました。「和美との生活」もその線上に発展させて行きたいと思いました。
そのようなことから、お陰さまで、手仕事専科は順調に歩んでまいりました。けれども、大きな課題が残されています。それが、2012年への抱負としてここにまとめたいと考えます。

2012年に向けた抱負
1.現在ある工房ページの深化と商品の発掘、ご紹介を行い、更なる質の向上を進める。
2.お客様に価値ある新たな工房の発掘と紹介を行う。具体的には、さらに、15~20工房をご紹介いたします。
3.当初の最大の目標であった海外輸出向けの「English/Export」版を3月までにアップする。
4.3カ年計画の最終年として、計画通りの商取引を実現する。

このようなことを2012年への抱負としております。どうぞ、これからも株式会社とぴい企画を、そして、下野・会津・津軽 手仕事専科のホームページを宜しくお願い申し上げます。
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株式会社とぴい企画
080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp

2011年12月30日金曜日

会津本郷焼 資料展示室の紹介

下野・会津・津軽 手仕事専科では、4つの陶磁器の産地があります。益子焼、小砂焼、会津本郷焼そして、津軽金山焼です。この東北には他にも沢山の優れた産地や工房があるのですが、それぞれに特徴があり、また、縁のある焼き物を選ばせて頂きました。
前の稿で、窯の美里いわたてをご紹介しましたが、直ぐ隣にある「会津本郷焼資料展示室」をご紹介いたします。会津本郷焼のこの地は、2度の大火に見舞われその都度復活してきました。また、その歴史は、近代の歴史そのものでもあって、非常に感慨深く拝見して参りました。それぞれの産業の歴史には、技術革新ともいえる産業改革があって、躍進して行く時期もあり、また、それが隆盛を極めて粗製乱造になったり、他の商品に凌駕されて、沈滞して行く時期もあります。
当時の荷造りは、藁で編んだ縄を使っていた。
現代のような梱包技術は、まだなくて、大八車で
運んだろうと想像できます。
有名な「ニシン鉢」です。この大きさで
約100匹(10匹×10段)のニシンが、
漬けられました。
第1会ブリュッセル万国博覧会でしょうか、
出品した宗像窯の「にしん鉢」がグランプリを獲得しています。
【本郷焼の工程】が分り易く描かれています。
本郷焼の発展は、第一に良質な陶石と粘土の発見
にありました。本郷山、大久保山、陶石の原料です。
大久保山は、一山採掘でなくなりました。
また、掘った陶石や粘土は、背負い馬に積んで
運びました。
陶石は、水車で粉砕しました。大川から水を引き入れ、
当時は、沢山の水車が並んでおりました。
砕いた陶石や粘土は、水をまぜてかき混ぜ、
沈殿させられ袋に入れられ舟で絞り、精製しました。
土踏み、土練りは、重労働で汗まみれ裸でやっていました。
土練りは、体重をかけます。男力のみせどころ。
本郷の形造りは、手回しろくろによって造られました。
陶工の窓は、低い窓で、今も見られます。
手回しろくろを回しながら道具を使って仕上げます。
急須や土瓶のへそ抜き、茶こしのところをつくる作業。
道具で細かい穴をあけます。
急須口付け。
出来上がったものを野外や軒下に並べて乾燥
させます。
乾燥したものに絵描きさんが絵付け。
着色をします。
上釉掛け
これで出来上がり。あとは、焼くばかり。登り窯へ運ぶ。
盛時には、寄り合い窯をいれて、その数40基の窯
がありました。
豪快、白鳳山麓に並ぶ本郷登り窯。
会津本郷瀬戸市
会津の人々は、その年使うものをまとめて買うんです。
本郷の市を楽しんでから、会津高野山へ回って
新仏をおまいり。

昭和61年 画工 新謹画
大正時代の碍子製造(電線の繋ぎに使われる)の様子
大正時代の登り窯の風景
「白鳳山にのぼる左手のあたり」とおあります。
当時40基もの窯があったといいます。
大正時代の会津本郷の街並み。
今のこの窯の美里いわたてのあたりでしょうか。
銅版転写用紙
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会津本郷焼の窯の美里「いわたて」から

下野・会津・津軽 手仕事専科では、会津本郷焼から三工房を取扱っております。それぞれに特色のある作家であり、作品です。過日、会津本郷の窯の美里いわたてを訪ねてきました。その都度覗いてみるのが、会津本郷焼の資料展示室です。嘗ての本郷焼の歴史と骨董ともいえる名品が、並んでいます。現代作家に繋がるものですが、職人の分業による名品ですので、現代ものと比較すると雲泥の差があります。人の才能は限られています。絵付けと成型が、重要ですが、かつての名工は、絵付けに特徴的だったといえますが、それぞれに秀でていたようです。
また、いわたてから閑山窯鳳山窯樹ノ音工房の作品も写真に納めてまいりました。ご覧ください。
窯の美里いわたて
レストランらは、「釜めし」が名物です。
また、山菜料理のバイキングもあって一度は
ご賞味ください。
会津本郷焼と漆器(ろくろ椀・箸です。
会津は、両方ともすばらしいものがありますね。

樹ノ音工房の陳列棚です。

素適な現代風の作品が並んでいます。
しのぎの黒と白、そして、下の絵皿が特徴的です。
手仕事専科では、しのぎの黒と白の作品を
ご紹介しております。
 
・しのぎマグカップ白・黒 各     ¥1,890
径10cm×高7cm
■商品コード A-0602-4■

■商品コード A-0602-5■

・周りしのぎソーサー白・黒       ¥1,575
径14.7cm×高2.5cm
■商品コード A-0618-4■

■商品コード A-0618-5■
 
鳳山窯の陳列棚。
椿、萩、鉄仙の図柄が特徴的です。
私には、艶を感じる優れた作品です。
・彩色鉄仙飯碗   ¥3,675
径11.7cm×高6.5cm
■商品コードA-07014■
 
・彩色椿鉢   ¥13,650
径25cm×高6.2cm
■商品コードA-07021■
閑山窯の陳列棚。
手代木家280年の歴史を継承している閑山窯。
美しい端正な形が特徴的です。
・片口     ¥5,250
径10.5cm×高10cm
■商品コード A-05036-2■
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2011年12月29日木曜日

多摩の風景を描く知久正義展を見て!

先日は、新宿のノニビルに癌のセミナーで伺う前に京王プラザ・ロビーギャラリーに「多摩の風景を描く知久正義展」を訪ねてきました。光風会の方からご紹介されて伺いましたが、素適な画風の大作作品と10号前後の求めやすい作品が、沢山並んでしました。写真に納めてまいりましたので、ご覧ください。
手仕事専科では、伝統的な工芸品や民芸品そして伝統的食品を扱っておりますが、「和美との生活」では、美しい絵画も関わりたいと考えております。
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2011年12月26日月曜日

那須高原キャンドルハウスシュシュを覗きました。

下野・会津・津軽 手仕事専科には、会津絵ろうそくがあります。会津に数軒ある絵ろうそく店舗の中でも老舗の山形屋商店を取扱っているのですが、6代目和夫氏の後継には、啓治さんという後継者もおられいつ行っても忙しくしておられます。
会津絵ろうそくの良さは、縁起物の福禄寿でもあるのですが、課題は、いくつもあります。ろうそくの使われる生活の変化が一つです。私の記憶では、ろうそくは常に仏壇にありました。そして、提灯にも使いましたが、提灯が懐中電灯に取って代わられて、それ以外では、停電の時でしょうか。
現代では、洋風の部屋のアクセサリーとして、匂いもあるアロマキャンドルなどが、人気です。キャンドルハウスシュシュは、クリスマスの近い日でしたので、沢山のキャンドル作り体験の方々がおられました。
会津絵ろうそくが、これらの点で、現代生活に活かせるのは、次の点でしょうか。販路と商品開発から考えてみました。
①福禄寿などの伝承の図柄を生かしながら、四角や筒形の硝子に納めてみる。②昔からの形であるが、図柄を現代風の物にしてみる。③現代生活に似合う「蜀台」にあった形の物を組み合わせてみる。(現代的な図柄の物が、似合う)。④アロマ等の香りを含めたろうそくをつくって見る。
以上の4点でしょうか。
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